テイク・ラブ / 野村 史子
有名で傑作と呼ばれてる作品ですよね。
ルビー文庫で発売したものが、KAREN文庫・Mシリーズで再版されていて、私は再
版のほうを読みました。
この「テイク・ラブ」を書いた野村 史子さんは、執筆活動を3年しかしていない
そうです。
他にも、「レザナンス・コレクション-共・鳴・関・係-」も素晴らしい作品だと
聞いています。
設定が、大学紛争の時代…はっきり言って大学紛争って、どんなものか全くわか
らん(^_^;)
「大学紛争」という単語がかろうじてわかるくらい;
本当にあったことなんだ…?ってな感じ;
大学紛争の時代がネックになったかと聞かれて、ネックにならなかったと言えば
嘘になる。
所々で、異常なほど戦っているシーンとか、そのせいで警察に捕まったりするん
だけど、そこでは「何でそこまで熱心にやってんだろ」と興ざめするところがあ
るけれど、許容範囲。
それらに負けないストーリーだから。
続きはネタバレでーす!
春樹の、一途な想いが痛いくらいだった。
山崎の妹が、たった一度の春樹との関係で妊娠してしまうこととか、春樹がその
妹を刺してしまう気持ちや、妹の気持ちが、人間として当たり前の感情(でも刺す
のはダメよ!)で描かれていて、すごい。
山崎が逃げる気持ちも当たり前だ。
愛する人が自分の妹と関係を持ち、あげくに妊娠して、愛するが妹も刺し、結果
的に殺してしまう。
どうしていいかわからない。
逃げたくなるのは当然だと思う。
山崎に置いて行かれた後の春樹が精神的にボロボロになった話しで「春樹は本当
に山崎を愛しているんだな」と思わせてくれた。
愛する人に捨てられて、精神的にボロボロになるって設定、大好物( ̄▽ ̄)
自殺未遂とかも。
本当に愛してる感があるからかな☆
最後、はっきりとしたラブラブシーンはなかったけれど、これはハッピーエンド
作品でしょう。
あ、エロシーンはあんまりないし、台詞よりも文章で書かれてますので。そっち
面は期待しないように(笑)
読み終わった後に、心いっぱいになったため息が出ましたヨ。
テーマ:BL小説│ジャンル:小説・文学
BL小説 野村 史子
| コメント(0) | トラックバック(0)
│2008/04/11(金)15:41








